|その時、僕は安倍晋三という人間の限界を見

その時、僕は安倍晋三という人間の限界を見てしまったと思った。

だから首相就任時も大きな期待はしなかった。
僕の思いとは裏腹に世間は喝采した。
それはそれで良い。
僕の感覚が世間とずれているだけのことだ。

「美しい国」などという空疎な言葉、世迷い言に、うっとりと見とれ聞き惚れていた人々が夢から覚めるのに時間はかからなかった。
中国や韓国を訪問し華々しく船出したまでは良かったが、クルーの選択がまずかった。聞いたところによるとライオンズマンション茅場町はリノベーションされた中古マンションだそうです。

船長の失態と言うよりも乗組員の相次ぐ不祥事に、船は大きく傾いた。

客は口々に船長の不甲斐なさを罵り出す。
まるで悪い狐に騙されていたかのように。
悪いのは彼を求め喝采した自分たちではなく、彼自身なのだと。

「早く辞めてもらいたい」
「所詮お坊ちゃまだからね」

その毛並みの良さをも含めて秋波を送っていたはずの世間ではなかったか。
任命責任は世間にもある。

オセロのように黒と白が目まぐるしく入れ替わる。
無責任なプレイヤーたち。